あたたかな身体
溺れていくみたいな呼吸
夢を見ている
長い夢だ
水面にのぼる水泡を眺める


抱きしめた身体を引き剥がされて
心の一部をなくしたように思った
頭だけが冴えいてた
遠のいていく悲しみに嘆く



きみがさみしくないように
ぼくがせかいをかえるんだ
えいえんをきみにあげる
ずっと一緒にいようよ
ぜったいぜったいぜったいにはなれないから
失いたくないんだ



長い夢だ
差し出された舌に咬みつく
心地よい夢だ
ただ乱暴に抱き寄せる
足りないものなんてなかった
僕が世界を変えられるなら